未明
くらい、暗い、
見えない。
これなら見たくないものを永遠と見ずに済む。
あかるい、明るい
見える。
これなら見たいものを見ていられる。
自分は選択するならどちらなのか。どちらなら選択した自分を未来の自分が許せるのか。
浮かべた未来・想像はとんでもなく広く、大きな物語で、自分には手に入らなさそうなものばかりに溢れている。
否定。
それを否定し続ける自分。手に入れられないと認めているなら考えるなと。
肯定。
否定されたことに対しての否定をつっける自分。そのままの自分の延長線上にはそれに届かなくとも、それに手が触れる位にはなるかもしれないと。
自分の中で相反する自分たちによる問答。騒音に近いと拒絶しつつも、これも自分を構成する大切なものなのだと容認する。これもまた相反する考え。堂々巡り。
いつになれば答えが出るのか。いつになれば進む自分を定められるのか。
ふらふらと今を進む自分。
いいかげんにどうどうとあるけ、じぶん。